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2012年12月7日金曜日

TOYOTA iQ130MTのエンジンピッチングストッパーを交換して・・・インプレッション

iQのエンジンピッチングストッパー(純正名称はエンジンムービングロッド)を交換しました。当然「Air Repair」製です。自分で企画しておいてゆうのもなんですけど最高です。iQはピッチングが大きい、ボディ剛性が低いとか色々言われていましたが原因が分かりました。エンジンそのもののピッチングの収束が悪くて小さいボディのiQに想像以上の動的悪影響を与えていたのです。私のiQは「Air Repair」の開発車輌を兼ねています。当初はTOYOTA系カスタマイズ「モデリスタMAXi、ローモード仕様」でスタートしてローモードスプリング対応ビルシュタインショック開発、オリジナルブレーキセットの開発(パットのみの交換仕様から4POTブレーキセット交換仕様)、ボディ剛性UPの為1000ccモデル用タワーバー追加(1300cc用は市場に無い)まで行いました。足回り交換をした際にも結果は上々でしたし4POTブレーキセットを入れた時も足のセッティングとバランスがとれてボディのよじれを感じました。この感覚が間違いというか・・・ヒントだったんです。よじれを解消しようと手始めにタワーバーを装着したんです。停車時には装着できたんですが1000ccと1300ccはエンジンの高さが違うんですよね。スターターを回すとゴン!とタワーバーにエンジンが当たるんです。それからエンジンの揺れが気になり始めました。横Gが掛かりながらのシフト操作の時、ギヤが入らない又は違うギヤに入る現象が多くてスポーツ感が相当スポイルされていました。マウント強化をすれば運動性能は良くなるのは周知の事実ですが相当エンジンとミッションの振動が響く様になります。それはストリートスポーツを目指す「Air Repair iQ130」には似つかわしくありません。そこでダンパーをエンジンに取り付ける事を考えましたが上手くいかず6月から今までかかってしまいました。エンジンは縦長で半分の高さのところでメインのエンジンマウント、一番下でもう一か所で振れを止めています。ここを何とかすればエンジンの揺れを抑えられるのではないかと思い製作した訳です。大連から帰国翌日に装着しました。エンジン始動時・・・たしかにエンジンの一発目の爆発振動を感じます。アイドリング微振動も感じます。走りだすと・・・ギヤの咬み合う振動が伝わります(スポーツカー的な良い感じ)。ただエンジン、ミッションの振動を感じるようになったもののエンジンルーム内でしていた擦れたり接触するような雑音がかなり減りました。それから5日間高速走行を含めて200㎞ほど走行しましたが以上も無く、最高なドライビンを提供してくれています。ビルシュタインの動き、4POTキャリパーの制動、どれも最高な仕事をするのがとても分かるようになりました。本当のスモールプレミアムになったと実感しています。後は試作中のインテークパーツとAir Repairマフラーの手直し修正がかかり取りつけるのを待つばかりです。

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