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2012年8月11日土曜日

20120803から上海7日半

8月3日から昨日まで上海で営業活動そして市場チェックです。上海も結婚する人が減少傾向にあって地下鉄の中には週末のブライダルフェアのポスター満開でした。車に関する状況も日本の状況に少しずつ(悪い方へかな?)近付いているように思えます。バブルのような浪費の感覚は少しづつ収束傾向にあります。これはディーラーの方向性にも見て取れカスタマイズした状態で販売するなど各店での特徴を出すのに努力していました。今回訪問したメルセデスのディーラー(東洋一規模のショールーム)ではWALDのキット装着状態での展示でした。このディーラーに訪問できたのはLEXUS上海の部品調達部経理の紹介だからでコネクション世界の中国システムを体験できたわけです。TVでもチャイルドシートの装着PRをやっていたりLEXUS上海ではチャイルドシートの展示をしていたり見栄の車世界から一歩前進している感じです。フェラーリ&マセラッティのディーラーもフレンドリーで品の良い対応をしてくれますし(お金があれば買ってしまいそう・・・)店内にはセレクトアイテムやレース参戦歴史の写真パネルの展示などされています。一方庶民の車に対してのドレスアップ感覚も少しづつ変化がありカッティングシートでのカスタマイズ、痛車、LED付なども見かけるしエアロカスタマイズの日本車も見かけます。ミニモトのカスタマイズも以外にセンスが良かったりして・・・。今回の上海ではTOYOTA車が以前よりも増えた気がします。ハイランダ―、RAV4、新旧プリウス(各1台づつだけど・・・)、カローラ、ヤリス、等々。昨年までプリウスは一回も見た事が無かっただけに驚きです。remixの総経理も僕と一緒に見たのが初めてだと言っていました。スズキも頑張っていて数年前まで見たSX4は殆ど見なくなりスイフトスポーツを見かけるようになりオーナーは8割位の確率で何らかのカスタマイズをしています。訳も解らず高級車で見栄を張るといった方向性が市場の成熟度の高まり、インフレ率の上昇などからセンスのあるカスタマイズに変化しつつあるように思えます。ただし競争も厳しくなり日本国内での考え方では商売が通用しなくなることも十分予想されます。台風のせいで帰国が3日延びましたけどその間の危機的状況下での上海市政府の対応、各機関の対応のスピード(人海戦術もあるけど)は目を見張るものがあり無駄な3日間でなく良い体験ができました。

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